上記の写真はヤマトシロアリの羽アリ(有翅虫)です。
阪神間では4月下旬から5月中旬にかけて発生します。
正午を中心に、前後1時間が発生のピークです。
それら以外の時間に発生することもあります。
羽アリは巣別れと個体数の調整が目的です。
羽アリは翅を落としたあと、ペアリングし新たな巣を構築します。
羽アリの発生は数時間で終わりますが、いなくなった訳ではありません。
羽アリは、シロアリのコロニー(巣系集団)の一部にしか過ぎません。
コロニー内では数千から数万匹のシロアリが、継続して活動しています。
殺虫スプレー噴霧やくん煙剤では、シロアリのコロニーを壊滅できません。
シロアリのコロニーを駆除するためには、調査が必須です。
シロアリ調査では床下から、侵入経路や活動範囲などを精査します。
床下から確認できない箇所では、非破壊シロアリ探知機で調査します。
活動範囲等が判明できれば、具体的なシロアリ対策を立案します。
高安全性薬剤を必要最小限量で駆除するのが、当社のスタイルです。
安全な薬剤を大量散布すると、それは安全とは言い切れません。
シロアリ生態と薬剤特性を理解していれば、少量の薬剤で対応可能です。
当社では、効果と安全性を両立したシロアリ駆除及び対策を提案します。
安心安全なシロアリ対策のお問い合わせは こちら からお願いします。
|
上記の写真は室内で発生したヤマトシロアリの羽アリ(有翅虫)です。
4月下旬から5月中旬にかけて、正午前後に発生します。
羽アリは数時間で翅を落とし、落翅虫と呼ばれるようになります。
落翅虫は外敵から身を守るため、隙間などに隠れます。
そのため羽アリが発生した後には、大量の翅が落ちた状態が確認されます。
羽アリの発生は数時間で、数日に渡り発生する場合もあります。
羽アリは市販の殺虫スプレーで簡単に駆除できます。
しかし駆除できたのは、発生した羽アリにしか過ぎません。
シロアリはコロニー(巣系集団)を形成し、団体生活しています。
コロニー内で羽アリになるのは、ごく一部でしかありません。
羽アリが発生した後も、シロアリは活動を継続しています。
写真の事例は店舗で、床下がありません。
床が全てコンクリートで、逆ベタ基礎(土間床)構造となっています。
ベタ基礎やマンションなどではシロアリは発生しないと思われているようです。
しかし実際に被害が多く報告されており、過信は禁物です。
シロアリ駆除は薬剤を撒けば大丈夫というものではありません。
シロアリの生態を考慮し、薬剤の特性を生かした処理が必要です。
当社では自社試験を通じて、省薬剤によるシロアリ駆除を提案します。
薬剤大量散布に頼らない、安全安心なシロアリ駆除を提供します。
安心安全なシロアリ対策のお問い合わせは こちら からお願いします。
|
上記の写真は大阪市内の物件で確認されたイエシロアリです。
イエシロアリは和歌山県沿岸部で生息が確認されるシロアリです。
大規模なコロニーを構築し、建物に甚大な被害を与えるシロアリです。
大阪湾沿岸部を中心に、生息が確認されています。
最近では大阪市内や神戸市内の内陸部でも見かけます。
イエシロアリの羽アリは6月中旬ごろから見られます。
夕方から夜の始めにかけてイエシロアリの羽アリは発生します。
正の走光性(光に集まる性質)のため、電灯などに集まります。
近所で発生した場合、正の走光性による網戸にかかる様子も見られます。
イエシロアリは生態を考慮したシロアリ駆除処理が必須です。
仕様書に基づいた薬剤大量散布での駆除は困難です。
本巣の位置を特定或いは推定し、シロアリ対策を立案する必要があります。
入念なシロアリ調査により、巣の位置や活動範囲を特定します。
その上で最適な薬剤を用いて、駆除処理を行います。
何度か薬剤処理を繰り返して、シロアリの活動状況を確認して撲滅します。
知識と技術の欠落したシロアリ業者は、再発させるので注意が必要です。
著効なベイト工法である、ブリングシステムを採用する場合もあります。
システムを最大限に生かすには、知識は必須となります。
イエシロアリは短期で甚大な被害となりますので、業者選びが重要です。
イエシロアリ駆除及び予防につきましては こちら からお願いします。
|